ごあいさつ
はじめまして、みずなすの「まるも」です。
私どものホームページを御覧頂き、誠にありがとうございます。
さて、私達泉州っ子にとって水なすの浅漬けは、まさにふる郷の味です。
季節になると、どこの家庭でもぬかみそ樽に塩もみした水なすを漬けこみ、翌日の食卓に水なすの浅漬けが並べられていました。
食欲のでない夏の朝食でも、水なすがあれば、ほかほかの白ごはんがおいしく食べられたものです。
それから何十年たち、大人になった今でも水なすの季節が巡ってくると、どうしても食べたくなるのです。
みなさまの御家庭では、その日その日のおいしい主役のごちそうが並べられていることと思います。その食卓のかたすみにまるもの水なす浅漬けを添えて頂き、あつあつの白ごはんと、また、おいしいお酒と共に御賞味頂ければ幸いです。
みなさまの「うまい!」の一言が聞きたくて、ひとつひとつ心をこめて漬けさせて頂いております。
是非一度、まるもの水なす浅漬け「水なすの郷」を御賞味ください。
ありがとうございました。
−店主 敬白 −
水なすへのこだわり
おいしい水なす漬をつくる上で大変重要な要素のひとつが、水なすの仕入れへのこだわりです。
まるもの水なす漬は、地元でも有名な限られたベテラン農家さんが育ててくれる本当においしい水なすのみを毎朝厳選入荷し、ひとつひとつ丁寧に手作業で漬け込んでいます。
一言に水なすと言いましても微妙な味の違いがあり、形、皮のやわらかさ、水分、甘み、手ざわり、どれをとってもすばらしいのが、ベテラン農家さんの水なすです。
何軒かのベテラン農家さんから契約入荷させて頂き本当においしい水なす漬を作らせて頂けるのが、水なす漬物専門店ならではの強みです。
契約農家さんの農園に1日おじゃまして農作業のお手伝いをさせていただきました。
ハウスの中ではかわいらしい水なすの花が咲き、また、すくすくと生育中の水なすの実がたわわに実っていました。
水なす農家さんは、毎朝4時、まだ朝露の残っている時間帯に水なすを収穫してくださいます。その時間に収穫された水なすは、皮が柔らかくて、手に吸いつくような感触です。日が昇ってしまってからでは、皮が固くなってしまう、それほどデリケートなものなのです。
また、ひとつひとつの実にしっかり栄養が届くように葉っぱを落としたり、枝の剪定をしたり、ふくらみかけた実に残った花びらを取り除いてやったり、その手のかけようは、まさに、大事な子供を大切に育て上げるかのようです。
まるもの水なす浅漬け「水なすの郷」には、その日に収穫された朝採り一番の水なすを使用しております。また、ご注文を頂いてから漬け込みますので、新鮮さは、折り紙つきです。